まっくろの2人
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今日は学校にナガオカケンメイさんが来た。
写真の本を出している方です。
ナガオカさんのことはインテリアとかをデザインしているデザイナーなのだと思ってたら、そうじゃなくて、今まであった商品でも、廃盤になったものをあつめて、またひとつのブランドとして売り出しているデザイナーだから、「デザインをしないデザイナー」だった。

ナガオカさんは人前で話すことが苦手だから、デザイン会社に勤めたあと、飲食店で働いたそうだ。私もそうしたほうがいいかしら。とかいってうそです。

ナガオカさんのお話はプリントをスライドで見せたのだけど
とてもわかりやすかった。

それは例えば「人は情報で、ものを買うこと」
何かものを買う時に、有名デザイナーのものとわかったとたんに買うお客さんが多い、とおっしゃっていたし、自分もそれは否定できない。
だからポップをはずして(品の情報をはずして)接客だけで
商品を売るプロジェクトを多摩美でもやるらしい。たぶん。いいなー。

そしてナガオカさんのやっているD&DEPARTMENTに売っている商品が、
今度はそういう情報がつまってるからといって、
そういう情報に惹かれて商品を買ったとしても、それはリサイクルだし
長く使ってもらえるなら素敵なことだと思う。

私は消費は好きだ。
だけど、今もっているいいものはずっと大事にしていきたいし、
今あるもので十分なはずなのに、まだ新しいものを欲しがっている自分がいる。
そしてそんな自分がまたいやだなあ、と思ったりもする。
「広告の仕事」も人に何かを売り付ける仕事だから、それはやだな、ちょっと違うかな、とか思ったりしてきた。
でも最近目指す職業が明確になって来た時に、
今私がしたいことって新しいものを作り出すことだと気付いた。(遅い?)

完全に矛盾してるー。
今ってものがいっぱいあふれてて、これ以上なにがいるんだって思うけど、
でも自分は作り出す立場になりたいって。
でもそれが自分の正直な気持ちなんだな…

ナガオカさんがおっしゃっていた言葉に
「昔のデザイナーは日本をよくしようとしてデザインしていた」
というものがあった。お金とか関係なしに。
素敵だなあ。

私にしてはめずらしく思ったことを全部書いてみました。
みんなはどう思うか知りたくて。

それくらい今日の話は、充実したものだった。

D&DEPARTMENT PROJECT
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by kumo-mokumoku | 2006-10-23 18:55
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